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完売御礼!600人が一緒に笑った「第5回エルガーラ福岡落語会」

2017年11月24日

2015年からスタートした、おなじみの「エルガーラ福岡落語会」。第5回目となる今回は、いつもと趣を変え、桂歌春さんがプロデュースした「歌春の巻」として、春風亭昇太さん、春風亭柳好さんのお二人を迎えての開催となりました。皆さんの期待も大きく、10月には前売り券完売、当日券もナシという激レア落語会の様子をお届けします!

熱気の中スタートした寄席で、息もつかせぬ「笑い」のラッシュ!

この日は生憎の小雨模様だったにも関わらず、ロビーには開場2時間前から長蛇の列が。急遽開場を30分繰り上げ、「トントントントン…」という出囃子と共にお客様が続々と入場です。毎回いらっしゃる方や落語通の方なども多いそうで、ステージのど真ん中の最前列から、どんどんと埋まっていきます。

昇太さん、柳好さんのお師匠さんである春風亭柳昇さんの出囃子に合わせてお三方が登場すると、場内には割れんばかりの拍手が。まるで上司の噂話をするサラリーマンのように、柳昇師匠のことをやいのやいのと言い合う様子に、ワァッと笑い声が起こります。トークに続いて昇太さんのお弟子さんの昇市さんによる前座「桃太郎」があり、いよいよ昇太さんが登場です!

珊瑚のような色の羽織と薄桃色のお着物姿の昇太さんが登場しただけで、舞台上がぱっと明るくなるから不思議です。テレビ出演も多く、笑点の司会者としてもご活躍の昇太さんは、大晦日の紅白歌合戦の審査員を務めた時の裏話などを交え、あっという間に場内を引き込んでいきます。今年の年末が楽しみになるような「ここだけの話」を聞けるのは、やっぱり生の寄席ならでは。そこから古典の「猿後家」の演目がはじまり、禁句を言わないように四苦八苦する様子に皆さん大笑いです。

仲入りをはさんで始まったのは、柳好さんの演目「ふぐ鍋」。時事ネタなども取り入れながら、名人芸を披露。熱燗や塩辛、ふぐなど、扇子1本でいろいろなものが本当に見えてくる様はさすがです。そしてトリを務めるのは、ロマンスグレーが素敵な桂歌春さん。柔らかな物腰で芸の色気についてお話をしながら、演目の「崇徳院」へ。色白で男前に違いないお色気たっぷりの若旦那、人が好さそうな出入りの熊さん、べらんめえ口調の床屋さんなど、とにかく人物の描写が素晴らしい!長年のファンが多いというのも納得です。

「鬼も笑う」?大人気イベントにつき、来年の開催もすでに決定!

気が付けば、2時間強の落語会も「え、もう終わり?」というほどあっという間でした。これだけ大勢の人が、人目を気にせず大声で一斉に笑える落語って、本当にいいなぁ…としみじみ。たくさん笑った後は、ロビーで振る舞われている協賛企業のアサヒ緑健の緑効青汁の試飲をごくごくといただきます。年配の方だけでなく、若い女性や小学校低学年くらいの子どもさんなど幅広い層の方が、青汁を片手に「楽しかったね~」「むっちゃ笑った~」と口々におっしゃっている様子を見て、なんだかほわんと幸せな気持ちになりました。

そして、大好評につき、次回の開催もすでに決定!「第六回エルガーラ福岡落語会」は来年2018年4月23日(月)に、同じくエルガーラホール8階大ホールにて開催されます。今回ご出演の桂歌春さんをはじめ、橘家圓太郎さん、立川生志さんという、おなじみの福岡ゆかりのお三方による落語が披露されます。この日、会場では特別先行販売が行われており、皆さん早速購入していらっしゃいました。次回も売り切れ必至の人気イベントですので、チケットのお申込みはお早めにどうぞ!

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